エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社自動車衝突・安全

ヘッドレストポジション測定器

頸部傷害(むち打ち損傷)は自動車事故でこうむる最も頻繁に発生する傷害となっています。この頸部傷害の多くはヘッドレストの位置を適正化することで防止ないしは、軽減することができます。有効なヘッドレストとして要請されるファクターは十分な高さ及び後頭部にできるだけ接近したもので無ければなりません。

しかしながら、多くのヘッドレスト、特に調整式ヘッドレストはこのいずれかのファクター又は、いずれのファクターをも満足しないものがあります。HRMDはヘッドレストポジションの測定を正確かつ再現性をもって行える装置です。

HRMDはSAE3-dimensional H-pointマシン(3次元H-ポイントマシン)と組み合わせて使用し、50thパーセンタイル成人男性を基準としたヘッドレストの高さセットバック測定を行います。
HRMDには2つのプローブが設置されており、1つのプローブはヘッドレストの上端との垂直距離を測定し、もう一つのプローブはヘッドレスト前面と水平距離の測定を行います。
TOPへ戻る